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文化財の意匠 14

文化財「角正」の意匠紹介14弾



今日は意匠といえるかどうかわかりませんが、



床柱のしみについてです〜


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角正の各お座敷の床柱には、



このようにしみがございます

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ゆかからの高さ約70センチ位のところです



これ、なぜだかわかります



実はこれ、昔昔ちょんまげの時代、髪結いの油がしみ付いたものなんです



床柱の前に座られる方は当然その宴の主賓でございますが、



おそらく宴もたけなわになってくるとお疲れが出てみえたのでしょう



特に高山は昔から宴が長い土地柄でもありますし・・・



ですから、この床柱に頭をつけてお休みになったようです



現代では床柱にもたれかかる方はほとんどいらっしゃいませんが・・・。



高さ的にも、昔の方は背が低かったことがよくわかる、



現代の方々が同じ行為をされた場合に頭が触れる位置より



少し下



こんなところにも歴史的なストーリーがあるんですよ〜
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